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こんにちは。
今回は、沖縄の民謡を一つご紹介したいと思います。
沖縄に来ると、よく耳にするメロディーの一つに、「てぃんさぐの花」があります。
「てぃんさぐの花」とはホウセンカの事なのですが、この歌は教訓歌として 
親しまれています。
琉歌はサンパチロク(三八六)と言われ8886の言葉(音)で読まれます。
(8音が3回と6音が1回の詩から成り立っています。)
教訓歌ばかりでなく、恋愛の心情を歌ったものや、
歴史背景の中から生まれたもの、故郷への想いや自然を歌ったもの、
祝い事に使われる内容の歌など本当に様々です。
ここでは「てぃんさぐの花」を紹介しますが、沖縄には
数えきれない程の民謡があるので、みなさんの好きな歌を見つけて
楽しんで下さいね☆

☆☆ てぃんさぐの花 ☆☆
(※よく歌われる3番までの歌詞と訳を一緒にご紹介します。)

・てぃんしゃぐの花や 爪先に染めて 親の寄せ事や 肝に染めれ
訳)ホウセンカの花は 爪を染めるもの、親の教えは深く心に染めなさい。

・天の群星や 読めば読まりしが 親の寄せ事や 読みもならぬ
訳)天の群星は数えれば数える事が出来る、しかし親の教えは数える
ことが出来ない。

・夜走らす舟や 子の方星めあて 我ん産ちえる親や 我んどめあて
訳)夜の海を行く船は北極星が目標であり、私を産んだ親は私が目当である。